市内の「文房具店」と「畳店」がコラボ? 畳を使った“リラックス効果”がある文房具が今日から販売開始
2020年に鶴脛町に店をオープンした「おかげさま文房具店」が昨年4月に「畳を使用した文房具を作りたい」という想いから、1909年創業の高松に工場を構える「城戸口畳店」に声を掛け、約8ヵ月の開発期間を経て今日、畳を使用した3つの文房具をリリースしました。
「TATAMI papeterie(タタミパペトリー)」と名付けられた、畳の廃材も活用し自然環境や日本の畳文化を守り、継承する新ブランド。足元で感じる畳の心地良さや香りを文房具を通して手元でも感じてもらい、「畳をもちあるこう」をコンセプトに畳ならではの経年変化や風情を楽しんで欲しいという想いが込められています。“papeterie”とは、フランス語で文房具などのことを指している。
TATAMI papeterieから販売される文房具は「TATAMI papeterie オリジナルインク」「畳ロールペンケース」「六角畳ブローチ」の3種類。オリジナルインクは畳の原料であるイグサの鮮やかな緑色を再現した「藺草色」と畳の落ち着く渋い緑色を再現した「畳色」の2色があり、畳枕ペンレストが付属しています。また、パッケージの印刷には実際のインクが使用されています。
ロールペンケースは畳を製造する過程で生まれる端材を活用したもので、イグサならではの手触りや香りによりリラックス効果や集中力向上をもたらし、使えば使うほど艶のある黄金色に経年変化していく愛着の持てる製品。
こちらも畳の端材を活用した六角畳ブローチでは、おかげさま文房具店のロゴを再現した、使用されるのは先や根本部分のイグサと様々で一個一個表情が違うのが特徴の天然素材のブローチ。
「TATAMI papeterie オリジナルインク」と「六角畳ブローチ」はそれぞれ3,000円でおかげさま文房具店の店頭で販売、「畳ロールペンケース」は受注生産でセミオーダーメイド5,500円から注文はおかげさま文房具店で受け付けている。
城戸口畳店は「畳と向き合って100年の経験を新たなブランドに生かしたい」と話している。
www.kaminoyamasaigube.com/motto-kaminoyama/
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