「ようこそ」オーストラリア出身DJ クレイトンさん 今月から上山市に移住、拠点新たに活動開始
オーストラリア出身のDJ兼プロデューサーとして活動する「Clayton Fox - クレイトン」さん(28歳)が今月から上山市に移住し、新たな拠点づくりを始めている。
クレイトンさんは1995年生まれオーストラリア出身、親の影響で11歳の時からDJを学び複数の大会に出場、19歳の時に岡山大学へ留学。もともと日本の文化や食に興味があり、母親が日本好きということもあって、留学する前に何度も日本へ訪れていたとのこと。オーストラリアや日本でクラブDJをしている中でミックスの他に、リミックス(複数の曲や素材を組み合わせること)やエディット(曲をDJ用に編集すること)も作りたいという想いから、2020年からDJ兼プロデューサーとして活動開始。
SoulやHOUSE、R&Bなどのブラックミュージックの要素を組み合わせたサウンドをクリエイトし、2020年コロナ禍でのパラダイムシフトにより、SoundCloud(音声ファイル共有サービス)にアップロードしたクラブ向けのリミックスやエディットが人気を集め、総再生回数は100万回を突破。2022年には「向井太一 - YES」の作曲、翌年にはオーストラリア出身アーティスト「Ta-ku - HOPES & DREAMS」の共同制作などを手掛けてきた。
上山市には今月13日から移住、市役所での転入届などの手続きが済み14日から上山市民の1人になった。山形に来たきっかけを聞くと、クレイトンさんのプロデューサーである、株式会社トイズファクトリー(東京都)が設立するレーベル「MIYA TERRACE」の部長 太田直樹さんと出会いが大きな理由だと話す。クレイトンさんが曲を制作していく中で太田さんからSNSなどで反応があり、それがきっかけで一緒に曲の制作などを手掛けるようになった。
太田さんは上山市出身で山形の高校を卒業後、神奈川大学へ入学。高校生の頃からブラックミュージックを聴いていたそう。「一緒来てみない?」というノリからクレイトンさんは何度か上山に訪れ、そこで出会った人や食べ物、景色が好きになり、太田さんから「このまちを音楽のまちにしようぜ」という話に。同じ事務所の先輩らにその話をすると「それいいじゃん」「やってみなよ」という言葉も後押しになり、今に至る。
今後、上山市でやってみたいことを伺うと、市内にスタジオを置き、上山から世界に向けて音楽を発信していきたいと話してくれた。また、上山での様々な人との出会いが楽しい、山形の肉も美味いし、なんたって上山のワインが美味しいとも話していた。上山市を拠点としたこれからの活躍に期待だ。
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