国交省 上山市の国道13号、4車線区間を延長へ 事故多発地点の「金生南交差点」改良事業を実施

擁壁の設置工事などがされている現地の様子 = 2025年2月2日 関根
擁壁の設置工事などがされている現地の様子 = 2025年2月2日 関根

国土交通省東北地方整備局 山形河川国道事務所は、2016年から上山市内の国道13号における交差点改良事業を実施している。

市街地の南側、スカイタワー41からすぐの所にある金生と宮脇を繋ぐ「金生南交差点」は、南陽市方面からは2車線から4車線への変化点、山形市方面からは4車線から2車線への変化点になっていて、車線減少に伴う交通事故や渋滞の発生が問題となっていました。そこで国交省は、金生南交差点の構造変更や須川橋の4車線化、関根ループから須川橋にかけても拡幅を実施する。

南陽方面にかけて金生南交差点付近で車線減少するポイント = 2025年2月2日 金生横断歩道橋
南陽方面にかけて金生南交差点付近で車線減少するポイント = 2025年2月2日 金生横断歩道橋

一級河川の須川を跨ぐ、現在供用されている2車線の須川橋(橋長97m・幅員10.45m)に併設して、新たに架橋し4車線化を実施する。新たな橋の下部構造となる橋脚2基など(上山地区橋梁下部工工事)については2021年8月2日に堀川土建株式会社が9,200万円で落札、上部構造となる鋼鈑桁橋(上山地区上部工工事)については2022年3月8日に宮地エンジニアリング株式会社が2億500万円で落札、車両が通行する床版であるコンクリートの打設など(上山地区橋梁床版工事)については2023年2月20日に堀川土建株式会社が1億300万円で落札した。

現在は、県道13号と国道13号を繋ぐ関根のループから宮脇の新たな橋にかけて、路体の盛土や擁壁の設置といった工事(上山地区改良舗装工事)で、2024年3月13日に堀川土建株式会社が1億4,700万円で落札した。工期は今年3月25日までの予定となっている。今後は、舗装をはじめ区画線(ライン)工事、交差点の構造変更などが実施され、2028年までに事業完了の見通しとなっている。

4車線化される須川橋と拡幅が行われるおおよその範囲図 = かみのやまさいぐべ作成
4車線化される須川橋と拡幅が行われるおおよその範囲図 = かみのやまさいぐべ作成
MKYもっとかみのやま 「かみのやまさいぐべ」が独自収集するかみのやま情報。身近な出来事など多種多様な上山市に関するニュースをお届けします。
www.kaminoyamasaigube.com/motto-kaminoyama/
MKYもっとかみのやま

【メンバー募集中!】

協力して上山市のPRに取り組みませんか?